すまいの豆知識。『Q値編』皆さま、こんにちは。
今年は、例年より早く雪が降りそうですね。
本日は、明日雪が降っても心配しないようにスタットレスタイヤに急遽はき替えました。
家族の車と自分の車、二台分は疲れました(^_^;)
明日の朝は、皆さんお気をつけてくださいね~
さて、今回はすまいの豆知識。第二弾として、『Q値』をご説明したいと思います。
Q値(熱損失係数:W/㎡K)とは、建物から熱の逃げにくさをあらわす数値です。
Q値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネ性能が高くなります。
この説明ですと・・・
わかりずらいですよね。
では、簡単に説明させてもらいます。
建物が逃げてしまう熱。
①屋根(天井)②外壁・床・開口部(サッシ)③床・土間床④換気逃げる熱の合計を延べ床面積で割ったものが→『Q値』となります。各部位ごとに熱を逃げにくくすることが、重要となります。
断熱性能を上げることで、暖房などで暖めた空気を逃しにくくでき、家全体の暖かさが保たれるのです。
また、余分な暖房をしなくて済むことで、ランニングコストも少なくできることが可能になります。
前回に説明したC値とあわせることで、高水準の高性能住宅になります。
では、次回も高性能住宅についてもお話をさてて頂きます。
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- 2016/11/23(水) 22:15:00|
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すまいの豆知識。『C値編』皆さま、こんにちは。
大型ゴールデンウィークも終わり、休み疲れが出てきている頃ですかねぇ~
今年の我が家では、遠出することもなく近場で、遊んでいたので
疲れ知らずでピンピンしていますヽ(´∀`)ノ
さて今回から、住まいの豆知識としまして、皆様に『C値の豆知識』をお伝えしていきます。
最近、少しずつですが聞くようになってきて、高気密住宅には欠かせない『C値』。
いったい何の値なのでしょうか?
『C値』とは、隙間相当面積と言います。
建物にどれだけの隙間があるかを表した数値になります。
数値が小さければ小さいほど、高気密住宅ということです。
実際の気密施工した住宅

では、気密住宅にすることによっての、メリットは何があるでしょう?
住宅の隙間を減らす→隙間風が減る→温めた空気が逃げない→省エネと結びついてきます。
また、その他にも大切な目的があります!
①隙間風によるエネルギーロスの低減
隙間がたくさんある住宅ですと、せっかく温めた空気が隙間から逃げて行ってしまいます。
なので、隙間を少なくすることで暖房効率を上げ、暖房にかかるエネルギーを抑えることができます。
②断熱材の断熱効果を最大限に発揮させる
せっかく性能の良い断熱材を使用しても、断熱材の周辺の空気が移動してしまえば
本来の断熱材の性能が発揮できません。
断熱材に入り込む外気をシャットアウトすることで、断熱効果を高めることができます。
③内部結露の防止(グラスウールなどの繊維系断熱材の場合)
気密性が低い住宅ですと、水蒸気が壁の中に侵入して内部結露を引き起こす可能性があります。
また、プラスチック系断熱材であっても、繊維系断熱材と同じく水蒸気を通しますので
防湿シート等の対策が必要です。
④換気効率の向上
気密性が多い住宅ですと、室内外の空気の出入りを把握することも
コントロールすることもできません。
ですので、ジョイコス住宅システムでは、C値を0.5㎝2/㎡以下と設定されています。
わが社では、最高0.16㎝2/㎡を出したことがありますv(o゚∀゚o)v
また、1棟1棟気密検査を行っております。

気密とは、目で確認できることではありませんが
住宅を建てる上で、とても重要な数値になってくると思います( ̄^ ̄)ゞ
- 2016/05/10(火) 15:40:59|
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