エアコン2台の家(天井断熱材編)皆さん、こんにちは。
最近はとても暖かくなり、毎日が過ごしやすくなりましたね~(* ´ ▽ ` *)
前回のブログで壁・床の断熱材についてお話ししましたが、
今回は、天井断熱材についてご説明させてもらいます。
天井裏断熱材が入る部分は、下の絵の赤いマーカー部分になります。

天井裏に使用する断熱材は、セルローズファイバーを使用します。
では、
セルローズファイバーとは・・・新聞紙の古紙を再び繊維状、綿状にして、防燃処理をほどこしたエコロジカルな住宅用断熱材になります。
セルローズファイバーの特徴としては、
7つの特徴があります。
①高い断熱性:熱伝導率としては、0.038W/mkの性能があります。
厚さは、300㎜の厚さを天井裏に施工します。
②優れた吸音効果:二重の空気の層がダブル効果で音を吸収しますので、他の断熱材と比べ非常に吸音に優れています。
③結露防止:木賃繊維のもっている吸放湿性により、表面結露、内部結露を防ぐのに大きな効果があります。
④優れた耐火性能: ホウ素系の薬品を混人して防燃処理を施しています。木造住宅に使用しても燃えにくく延焼を防ぎます。
また有毒ガスの心配もありません。
⑤撥水性:撥水処理がなされているため、万一雨もれがあっても無機繊維のように水を吸って天井が落ちるようなことはなく、
早期発見につながります。
⑥害虫をシャットアウト:ホウ素系薬品による効果で、害虫のエサにならず、また白アリやゴキブリ等を
寄せつけない効果があります。またその形状からネズミの巣にもなりません。
⑦カビを防ぐ:ホウ素系薬品の効果により、カビや菌の発育を阻止し、建物の耐久性向上に役立ちます。
施工写真
ホースからセルローズファイバーを吹き付けます。
施工後写真
天井裏全体にひきつめてあります。厚さ300㎜。
床・壁・天井を高性能の断熱材で施工することで、熱を逃げにくくさせます。
また、気密性も良くすることで、家全体のエアコン二台冷暖房が可能となります。
この二つ(断熱性能と気密性能)は、住宅のランニングコストにも影響がでますので
住宅をご検討の方は、気にしてみるのがおススメです!
スポンサーサイト
- 2017/04/24(月) 16:47:51|
- 長期優良住宅
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0